子どもの習い事の中でも人気が高い「英語教室」。
でも実際に通わせてみると、「本当にうちの子に合っているのかな?」 と悩むことはありませんか?
わが家も最初に通った教室では、子どもが机に座って学ぶことに苦手意識を感じてしまい、嫌々通う日々…。
ところが、思い切って別の英語教室に変えてみたら、「楽しくて仕方ない!」と笑顔で通うようになったんです。
この記事では、セイハ英語教室からベネッセ英語教室に乗り換えたわが家のリアルな体験談をもとに、
・教室を変えた理由
・通わせて気づいたこと
・親として大事にしたいポイント
を正直にお伝えします。
同じように「子どもに合う英語教室を探している」方の参考になれば嬉しいです。
英語教室に通わせた理由
小学校に入る前に、少しでも英語に親しんでほしいと思ったのがきっかけです。
当時はそれほど多くの文字を読むことも書くこともできなかったので、耳から聞いて自然に発音を身につけてほしいと強く思っていました。
私自身も英語に苦手意識があったので、「せめて子どもには早いうちから慣れておいてほしい」という親心もありました。
今思えば、この“親の願い”が背中を押して、年中から英語教室に通わせることを決意したのです。
教室を変えた理由
最初に選んだのは、ショッピングモール内にある セイハ英語教室。
日本人講師に加えて、月2回はネイティブの先生が来てくれるという点に惹かれました。
ショッピングモールにあるので立地もよく、送り迎えのついでに買い物もできる。
親としては「ここなら安心だし、便利!」とワクワクして入会しました。
けれど、授業は机に座ってテキストを進めるスタイルが中心。
まだ年中で落ち着いて座るのが苦手だったうちの子には合わず、回を重ねるごとに「行きたくない」と言うように…。
費用面では他の教室と大きな差はなかったのですが、子どもが楽しめずに通うのが苦痛になるのでは意味がない。
そう気づいた私は、年長から通える別の教室を探し始めました。
ちなみに「送り迎えが大変で通学型は難しい」という方は、オンライン英会話を検討するのもアリです。
年中:セイハ英語教室に通った体験
セイハ英語教室は、大手ならではのしっかりしたカリキュラムと教材がありました。
・講師:日本人講師+月2回のネイティブ講師
・授業スタイル:机に座ってテキスト中心。アルファベットの練習や歌、カードを使った活動もあった
・良かった点:ネイティブの発音を直接聞ける環境は魅力。買い物ついでに立ち寄れる立地も便利
・気になった点:落ち着いて座って学ぶのが苦手な子どもには負担が大きく、毎回のレッスンが憂鬱になっていった
特に印象的だったのは、レッスン前に「今日は行きたくない」と泣き出すこともあったこと。
親としては「せっかく良い環境なのに…」と葛藤しながら送り出す日々が続きました。
結果的に、セイハ英語教室は環境は良くても、わが子の性格には合わなかったのです。
ベネッセ英語教室の体験レッスンで感じた良さ
次に候補にしたのは、ベネッセ英語教室。
同じ有名な英語教室ですが、先生が自宅で開いている少人数制のクラスです。
体験レッスンに参加したときのこと。
子どもは途中で、「あのおもちゃで遊びたい!」と言い出しました。
私は「せっかく体験に来たのに…」と焦りましたが、先生は笑顔で「じゃあ、5分だけ遊んでから始めようね」と声をかけてくれたのです。
その柔軟な対応に、子どもの表情が一気にほぐれました。
安心したのか、そのあとのレッスンでは歌やゲームにすぐに馴染み、笑顔で英語に触れていました。
帰り道で「ここなら行きたい!」と子どもが自分から言ったとき、私も胸がスッと軽くなりました。
さらに先生は海外在住の経験がある方で、英語だけでなく異文化の雰囲気も伝えてくれる方でした。
子どもの気持ちに寄り添いながらも、本物の経験に基づいた指導をしてくれる点に信頼感を持てました。
年長:ベネッセ英語教室に通ってからの変化
実際に通い始めると、その変化は想像以上でした。
少人数(我が子含めて2人でした)でアットホームな雰囲気の中、遊びを取り入れつつ英語を学ぶスタイルが、子どもにはぴったりだったようです。
授業の途中でも「ちょっと遊びたい」と思ったら、時間を区切って遊んでから英語に戻れるので、ストレスを感じません。
「楽しくて楽しくて仕方ない!」という様子で、毎週英語の日を心待ちにするようになりました。
また、我が家ではベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講していたので、しまじろうに親しみがあったことも大きな後押しになりました。
「知っているキャラクターが出てくる=安心できる」という流れがあり、英語教室でも自然に馴染めたのです。
今では「小学生になっても続けたい!」と自分から言うほどになり、親としても驚きと嬉しさを感じています。
費用や通いやすさの比較
| 項目 | セイハ英語教室 | ベネッセ英語教室(ホーム校) |
|---|---|---|
| 入会金 | 約11,000円 | 約5,500円 |
| 年会費/維持費 | 約5,500円 | 教室による(~5,500円程度) |
| 教材費(初年度) | 約11,000〜15,000円 | 約18,000〜20,000円 |
| 月謝 | 約9,500〜10,000円 | 約7,500〜8,500円 |
| 講師 | 日本人+ネイティブ(月2回) | 日本人のみ(海外経験あり) |
| 教室の場所 | モール内(利便性◎) | 先生宅(家庭的・少人数) |
セイハもベネッセも、それぞれ良さがありました。
ただ、どちらも「週1〜2回の通学」が基本。
送り迎えや時間の調整が大変だと感じるご家庭もあると思います。
そんなときは、自宅でできる オンライン英会話 も選択肢になります。
親として学んだこと
両方の教室を経験してわかったのは、「どれだけ有名な教室でも、子どもに合わなければ意味がない」ということ。
『セイハ英語教室』は本格的でカリキュラムも整っていましたが、子どもにとっては堅苦しさが勝ってしまいました。
一方で『ベネッセ英語教室』は、ネイティブ講師はいないものの、少人数で柔軟に対応してもらえる安心感があり、子どもは笑顔で通えるようになりました。
英語力をつけたい気持ちは親として当然ありますが、「続けたい」と思える楽しさがあってこそ学びは積み重なります。
さらに、今回気づいたのは「環境」だけでなく、教材やキャラクターとの相性も重要だということ。
しまじろうに親しんでいたことが、英語教室へのハードルを下げる大きな要因になりました。
これから英語教室を考える方へ
もしこれから英語教室を探すなら、
この3つを体験レッスンでよく見てあげてください。
英語力を伸ばすことはもちろん大切ですが、最初の一歩は「楽しいから続けたい」という気持ちです。
我が家の体験が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
よくある質問(Q&A)
Q1. セイハ英語教室とベネッセ英語教室、費用に大きな違いはありますか?
A. どちらも大手の英語教室なので、月謝は大きくは変わりません。
セイハは月9,500〜10,000円前後、ベネッセ(ホーム校)は月7,500〜8,500円が目安です。
教材費や入会金などの初期費用は、ベネッセの方がやや高い傾向にあります。
Q2. ネイティブ講師がいないと英語力は伸びにくいですか?
A. ネイティブ講師がいると正しい発音に触れられるメリットはあります。
ただ、子どもが小さいうちは「楽しんで続けられるかどうか」が一番大切。
日本人講師でも、歌やゲームを通して英語に慣れることができます。
Q3. 体験レッスンで見るべきポイントは?
A. 教室の雰囲気や先生との相性はもちろんですが、子どもの表情を見ることが一番大事です。
楽しそうにしているか、安心して参加できているか。
教材やキャラクターに親しみを感じているかもチェックしましょう。
Q4. ショッピングモール内の教室と先生宅の教室、どちらが通いやすいですか?
A. モール内は立地が良く、送り迎えや買い物がしやすいメリットがあります。
一方で先生宅は家庭的な雰囲気があり、少人数で子どもがのびのびできる環境。
どちらを重視するかは家庭のライフスタイルや子どもの性格によって変わります。
Q5. 小学生になってからも続けられますか?
A. もちろん可能です。
実際に我が子も「小学生になっても続けたい」と言っています。
低学年で「英語=楽しい」という気持ちが育っていれば、その後の学習もスムーズに進められます。

この記事を書いた人:彩月いろは
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